じゅんさい池で湯治にスキー??

新潟市東区にある「じゅんさい池公園」

春のしだれ桜がきれいで、夜にライトアップされた桜を見に行ったことがあります。

今回、「じゅんさい池」のことをしらべてみたら、驚くべき事実を知りました (新潟市のホームページから情報を引用してます。)

西池と東池という二つの池がある「じゅんさい池公園」。広さはなんと、約7.3ha。西池にはその名の由来となった、ジュンサイが生育しています。昔は、たくさんのジュンサイがとれて地域の特産物になっていましたが、周辺の宅地化に伴い、池の水位が下がり枯渇して全滅してしまいました。

現在は、阿賀野市(旧笹神地区)から移植したものが生育しているそうです。

ここからは衝撃の事実です。

その① 湯治場があった!?

かつては西池に「権現の湯」東池に「大仏荘」という湯治場がありました。池の水を汲んで沸かしていたそうです。湯治客は自炊をしながら1週間から10日滞在し、周辺の農家の人たちも利用していたとか。昭和39年の新潟地震の時も入浴できない地域の人達が大勢利用しました。昭和50年まで湯治宿は続いたそうです。

その② スキー場があった!?

宅地開発以前は、国道113号と河渡までの間に、「物見山砂丘」と呼ばれる大きな砂丘地があり、そのヘッドにあたる物見山は標高28mありました。他にも札木山(標高20m)などの凸凹があり、斜面を使ったスキー場がありました。初級者向けの緩斜面から上級者向けの急斜面まであったというから驚きです! うまく止まれない時は池に落ちた人もいたとか・・・

今は平坦化され、大部分が宅地などに造成されていますが、ところどころ坂があったりして、少しだけその名残が感じられます。

住宅地に囲まれたじゅんさい池公園ではアカマツの林が作り出す安らぎの空間があります。池の周りを一周できる遊歩道を歩くと、池のまわりと住宅地との高低差を感じ、砂丘体のくぼ地にできた水面だということを実感できます。

じゅんさい池公園は、多くの動植物が生息しており、四季折々の風景や鳥のさえずりを感じます。広いので、毎日お散歩しても飽きないですよ。

そんなじゅんさい池公園に徒歩3分で行ける所に、売買物件がでました。

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